錦鯉「去年よりうれしい」ファイナリスト9組決定 5組は初進出<M-1グランプリ2021>
一方、初進出組は喜びと緊張の面もち。真空ジェシカの川北茂澄は「待ち時間にエクセルいじってたら出て来た」と顔にイルカの飾りを付けて登場。「準決勝も初めてで、そのまま決勝に行けると思わなかったのでうれしい」。ガクは「人力舎で決勝に進出したのはアンタッチャブルさん以来。人力舎にトロフィーを持って帰りたい」と意気込んだ。
モグライダーの芝大輔は「お待たせしましたという感じ。みんなに応援してもらっていた自覚はあったんですが、ちょっとてれちゃっていたのかな。今年は真摯に向き合ったので、ここまでこれた」。モグライダーは審査員を務めるナイツの塙宜之と同じマセキ出身。ともしげは「僕が調子に乗ると面白くないと塙さんに言われているので、調子に乗らないように頑張りたい」と話した。
ロングコートダディの堂前透は念願の決勝進出となるも「ちやほやされると思ったら、初決勝進出のコンビが多すぎて……」。兎は決勝進出直後の密着インタビューで「結構スベってしまった」と後悔、「決勝でなんとか取り返したい」
今大会でもっとも若手となる、もも。まもる。が、司会を務めた麒麟の川島明に「成人式で調子に乗って前に出てきた人」とツッコまれる一方で、せめる。は、「エントリーナンバーが6なんですが、一桁台で決勝進出したのは初めてとのこと。M-1に名前を刻めたので、もう負けてもいい」と堂々。ランジャタイは、国崎が「ももとネタが丸かぶり」「準決勝は26組が一斉に出るって聞いてた」などボケ三昧だった。
決勝は19日18時34分から、ABCテレビ・テレビ朝日系にて生放送。審査員は、オール巨人、上沼恵美子、立川志らく、富澤たけし(サンドウィッチマン)、中川家・礼二、塙宣之(ナイツ)、松本人志(ダウンタウン)。司会は、今田耕司、上戸彩。
同日敗者復活戦も行われる。
今年は、「M-1グランプリ」史上最大となる6017組がエントリーしている。