「D王」制した竹下幸之介「21年の下半期を先頭で引っ張って来れたことを誇りに思います」【DDT】

竹下と大会実行委員長の小橋建太氏(左から)

 小橋氏から優勝トロフィーを受け取ったことについて、「小橋さんの前で試合をしてるんだというのは、常に頭の片隅、心の片隅に置いて臨んでいたので。小橋さんの試合をファンの頃に見ていて、プロレスにしかないエネルギーがあって。それを一番に小橋さんから感じていました。僕が理想とする強いチャンピオン像を体現されていたので、正直意識して試合している部分はありました。それを小橋さんに見ていただいたので光栄でした」と語った。

 また、同席した小橋氏は「公式戦全30試合、そして昨日の決勝。素晴らしく熱い試合がたくさんありました。『G1』『チャンピオン・カーニバル』『N-1』に負けない戦いをと、目的をもって行われた大会ですが、熱い大会を続けて歴史を積み重ねていけば、必ずそれらの大会に負けない大会になると思いました。そして今大会優勝した竹下君、準優勝した上野君。遠藤(哲哉)君、吉村(直巳)君、樋口(和貞)君、クリス(ブルックス)、MAO君。若い世代が活躍した『D王GP』。この大会がすごくDDTに明るい将来が見えました」と総括。

 優勝決定戦を見た感想については「入場してきたときに上野選手の緊張の度合いが、いつもとはちょっと違ったかなと感じました。そして竹下選手の受けながらの横綱相撲というような感じがしました。感情がぶつかり合ってる、だけどどこかに余裕がある。これはまだ実力の差があるのかなと感じました」と述べた。

 リーグ戦を見た印象に関しては「熱い試合が多いなと感じました。竹下君と岡林君も開幕戦(11月3日、大田区)からバチバチだったので、この続きを26日にキッチリ見させてもらいたいので楽しみにしてます。熱いリーグ戦を見たいと思っていたので、実行委員長をやった意味があったと思うのでうれしいですね」とコメントした。

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