斎藤裕と朝倉未来の再戦決定。斎藤「世間に届く試合にしたい」、朝倉「勝負論のある試合になる」【RIZIN.33】

　相手の前戦について、斎藤は「テイクダウンを織り交ぜながら、グラウンドの展開でコントロールしていたなという印象」、朝倉は「レベルの高い試合だったと思う。斎藤選手が終始押していたと思うがカットで負けたということで、もう1回やったら分からない。実力的には斎藤選手のほうが上なんじゃないかと思っている」とともに評価。そのうえで今回の試合については朝倉は「前回の試合も含めてすごく研究してきている。相手が希望する試合にはならないと思う」、斎藤は「前回やって、まだ出していない技もあるが、そういった技とかを考えると全く違った展開になるかと思っていたり、試合に向けていろいろと対策というかしっかり武器を持って挑むつもりなので、前回のようにはならないかなと思っている」とそれぞれ語った。

　朝倉はケガが不安視されている中での出場について、当初はクレベルを指名したことを明かしたうえで「その辺（実現しなかった理由）はよく分からないんですが、斎藤選手が候補にあがったので、それならやらせていただきますということです」と語った。

　また会見中に「ちょっと話は変わるんですが、平本蓮はどうしたんですか？　会場に来てないんですけど、まさか大晦日、出ないなんてことはないよなと思って、そこが気になりますね（笑）」とSNS上で舌戦を展開している平本蓮の名前を出す場面もあった。