初代タイガーマスクが“2代目ダイナマイト・キッド”育成計画発表【ストロングスタイルプロレス】

来賓から花束を贈られた初代虎(撮影・上岸卓史)

「格闘技ではUFCを超える選手を作り上げたい」

 そして「来年は寅年のめでたい年なので、次は新しいダイナマイト・キッドを作ってみたいと思っています。あの時代の素晴らしいプロレス。あの切れ、あの破壊力のあるパンチ、ダイナマイトのような筋力、そんな選手を見たいと思いませんか? 格闘技ではUFCを超える選手を作り上げたいと思っていますが、プロレスではタイガーマスク、ダイナマイト・キッド、あるいは小林邦昭、ブラック・タイガーのような素晴らしい選手を来年私は作り上げます」と2022年の抱負を語った。

 バックステージでは「新しいキッドの候補はいる。必ず切れのある選手を作りたい。日本人か外国人かは内緒。新しいキッドはスーパータイガーの首を壊すくらいの選手に。自分もやられたので」などと2代目キッドの青写真を明かした。

 そしてタイガー・クイーンについては「上出来。天才かもしれないけど努力もする。一つの技に2時間くらいかけて練習している。素質も素晴らしい。足りないのはストロングスタイル。それはプロレス界全体に言えること。これが戦いだというのを見せてほしい。飛んでもいい、回転してもいい、そこに戦いを見せてもらえれば。キッド、小林邦昭もそうだった」と評価。その流れで「新しいキッドはイメージしていたのは男子だけど女性もいい。女子にもいい選手がいる。けっこう女子プロレス面白いですね」などとも語った。

<<< 1 2