東京都医師会・角田徹「新型コロナ『第5波』は、感染拡大も収束も大きなトピック」<あの人の2021年重大ニュース>
【気になるあの人の2021年重大ニュース】
いよいよ年の瀬。振り返ってみれば新型コロナウイルス感染症、東京オリンピック・パラリンピック、岸田新内閣の発足、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さんの結婚、MLB・大谷翔平選手の2021シーズンMVP獲得など、今年もさまざまなニュースがあった。各界の著名人が気になったニュースは?
東京都医師会の角田徹副会長
新型コロナウイルス「第5波」は感染拡大と収束、どちらも大きなトピックです。立ち上がりは自宅療養者が急増し、“一体どうなってしまうのだろう”と危機感が募りましたし、感染者数が減少に転じてからの収束の速さにも驚きました。理由はいくつか考えられますが、医療機関や関係各所、国民の皆さんの協力で短期間で一気にワクチン接種が行われ、普段の生活でマスクや手洗いなど基本対策を徹底したことが大きいと思います。なぜ収束したのかしっかり検証し、次の感染拡大に対応していきたいですね。
新型コロナの話題から離れると、MLB・大谷翔平選手の活躍に注目していました。もともと野球好きで、リアルタイムでは見られませんけど、仕事が終わったあとにWEBやニュースなどでチェックしています。大谷選手を見ていると、すごくワクワクした気持ちになれますよね。
角田徹…1980年、東京医科大学卒業。愛知県がんセンター放射線診療部、山梨医科大学第一外科、米国カルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)外科客員研究員などを経て、91年三鷹市にて角田外科消化器科医院開設。09年より公益社団法人東京都医師会理事、15年より同副会長に就任。