ベッキー「ハッピーな気持ちで筆を握る」。バンクシー展で絵画への思い語る

『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』のトークイベントに出席したベッキー

 タレントのベッキーが10日、『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』のトークイベントに出席。バンクシーへの思いや絵画に向き合う気持ちを語った。

 2018年からモスクワ、マドリード、香港、ニューヨーク、LA、そして日本各都市をめぐった同展が、12日から過去最大級のコレクションで東京・原宿にやってくる。展覧会スタートに先立ち10日、都内でトークイベントが行われた。

 社会風刺を凝らしたストリートアートで世界中から注目を集めるアーティストの一人、バンクシー。ベッキーも「新作がニュースになったりすると、今回は“こういうメッセージなのかな”と勝手にキャッチしています。大好きなアーティストです」と思いを語った。

 イベントでは、バンクシーの代表的な作品についてトーク。代表作『ガール・ウィズ・バルーン』では、「バンクシーといえばこの作品。風刺画って胸が締め付けられるものもある中、誰もがちょっとほっとするような作品だと思う。バンクシーはメッセージを100伝えるのではなく、一石を投じて、その波紋がどう広がっていくのかを楽しんでいる人なのかなと思う」と、作品への受け止めを語った。

 自身はタレントで活躍する傍ら、過去に3度個展を開催するなど、アートの才能も発揮するベッキー。「もともと学生時代に卒業アルバムの制作で“絵はベッキーね”と言われることも多かった。趣味のひとつだったけど、3、4年前から絵画を描き始めました」と、きっかけを話す。作品づくりに励む際は「日常の中で良いことがあったり、あの人のことを思ったりという、プラスな気持ちで描いています。絵を見る人たちの目を汚したくないので、ハッピーな気持ちで筆を握ると決めています」と、マイルールも明かした。

 今年も残りわずか。クリスマスの予定は「まだはっきり決まっていない」としつつ、「クリスマスは料理をしないと決めているので、オードブルを買って、みんなで楽しみたい」と目を輝かせた。『BANKSY GENIUS OR VANDAL?(バンクシー展 天才か反逆者か)』は東京・原宿で12日から。

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