直樹が「こういうニコニコしている人が一番怖い」とムエタイ5冠王のジャルンチャイを警戒【RISE】
「RISE153」(12月12日、東京・後楽園ホール)の前日計量が12月11日、東京都内で開催され、全選手が規定体重をクリアした。
今大会のメインでは現ライト級王者の直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)がジャルンチャイ・ライオンジム(LION GYM)を迎え撃つ。この試合はスーパーライト級(−65kg)で行われる。
直樹は今年1月に秀樹を破り王座を獲得。9月には昨年10月に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」の1回戦でカットによるTKO勝ちを収めた白鳥大珠と再戦。リベンジに燃える白鳥を延長の末、判定勝ちで返り討ちにしている。
対するジャルンチャイは元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級、元WBCムエタイ世界ライト級などムエタイ5冠王に輝く強豪。これまで石井宏樹、小林聡を破っているが、キックボクシングルールは今回が初めてとなる。
直樹は「ライト級のランカーの試合もあるし、1位の秀樹選手の試合もありますが、やっぱりランカーとチャンピオンは違うというところを分かってもらえるようにRISEチャンピオンの強さを見せつけたい。来年、世界で戦えるように、最後はばちっと決めたい」と意気込みを見せた。RISEの今年最後の大会のメインイベントに選ばれたことについては「もちろんKOすることが一番だが、KOできなかったとしても激しい試合をしたい。前回、守りに入った試合をしてしまって反省しているので、チャンピオンとしての誇りを持って、最後の大会のメインイベントに選んでよかったと思ってもらえるようにばちっと決めたい」と語った。
「4年ぶりの試合で緊張しているが大丈夫。キックボクシングルールは初めて。とても難しい。でも明日は頑張ります」と笑顔を見せるジャルンチャイについては「こういうニコニコしている人が一番怖い(笑)。明日リングに立った瞬間に、多分ファイターの目に変わるので、それがすごく怖いですよ。僕もそうなんですが、今はすごくいい人オーラがあふれてますよね。間違ってヒジとかやってこないようによく言っておいてください」と警戒した。
◆メインイベント(第9試合)Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
直 樹(BRING IT ONパラエストラAKK/第7代RISEライト級王者)vs ジャルンチャイ・ライオンジム(LION GYM/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者、元WBCムエタイ世界ライト級王者)
◆セミファイナル(第8試合)-63.3kg契約 3分3R延長1R
秀 樹(新宿レフティージム/ライト級1位、K-1 REVOLUTION FINAL -65㎏級世界王者)vs ウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428/2017年度J-NETWORKライト級新人王)
◆第7試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
緑川 創(RIKIX/元WKBA世界スーパーウェルター王者)vs RYOTARO(大原道場/ACCELミドル級王者)
◆第6試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
erika♡(SHINE沖縄/NJKFミネルヴァアトム級王者)vs AKARI(TARGET/同級1位、ミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメント 2021 優勝)
◆第5試合 フライ級(-51.5kg)契約 3分3R
竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者、WPMFムエタイ世界ミニフライ級王者)vs 酒井柚樹(TEAM TEPPEN)
◆第4試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
KENTA(HAYATO GYM/同級5位)vs 大石健作(TEAM TEPPEN)
◆第3試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
小野幹晃(IGGY HAND GYM)vs 奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull/同級9位)
◆第2試合 -57.5kg契約 3分3R
浅井春香(Kick Box/J-GIRLSフェザー級王者、NJKFミネルヴァ スーパーバンタム級王者)vs 村上悠佳(TEAM TEPPEN)
◆第1試合 ライト級(-63kg)3分3R
樋口知春(極真会館/第35回全日本ウエイト制空手道選手権大会 中量級優勝)vs 細野登弘(新潟誠道館)