ライト級王者・直樹がムエタイ5冠の強豪にKO勝ち。「来年は“vs世界”で戦っていきたい」【RISE153】

2021年のRISEを締めくくった直樹(撮影・荒木理臣)

 3R、ジャルンチャイの右ローに直樹は右のボディーストレート。ジャルンチャイの左フックに直樹がカウンターで左フックを打ち抜きついにダウンを奪う。立ち上がったジャルンチャイをコーナーに詰めた直樹はパンチの連打。左右のフックに左アッパー。ジャルンチャイはガードを固めしのぐのが精いっぱい。動きが止まったジャルンチャイを見てレフェリーが割って入り試合を止めた。

 直樹は今年1月の大会でもメインを務めており、結果としては直樹に始まり直樹で終わった1年となった。試合後のマイクで直樹は「今年1年、RISEを応援してくれた皆さん、ありがとうございます。今年最初の大会でメインイベントをさせていただいて秀樹選手と戦わせてもらい、ラストもこうやってメインイベントでやらせてもらって、ありがとうございます。コロナ次第でどうなるか分からないんですが、外国人がちょっとずつ入ってこれるみたいなので、来年は“vs世界”で戦っていきたいと思います。RISEもですが、僕のジム、森本“狂犬”義久も復帰するし、若手の選手もアマチュアの女子も男子もプロに上がって活躍すると思うので、BRING IT ONパラエストラAKKの応援、注目をぜひよろしくお願いします。今年のRISE楽しかったですか? 最後にKOできて良かったです。1年ありがとうございました。来年もよろしくお願いします」と大会を締めくくった。