秀樹がウザ強ヨシヤに衝撃KO勝ち。そして白鳥大珠に「逃げるな」と対戦要求【RISE153】

この日、ファンに引退の挨拶をした同門の工藤政英とともに(撮影・荒木理臣)

 試合後の会見で秀樹は「この試合で負けたら自分の存在意義がなくなるというところまで自分を追いつめて練習してきたので、結果が出た事にはホッとしている」と試合を振り返った。そして来年について「もう他の選手とやる必要はないなと思っている。自ずとやる選手は白鳥君になるだろうし、勝てば直樹選手はやってくれると思う。そこで勝ったら原口君ともできるし。そこで勝てば僕の年になるというイメージはできている。次が僕にとっての一番の山場になると思っている」と改めて白鳥戦の実現を訴えた。

 マイクで「逃げるな」とアピールしたことについては「今回の大会でやってもいいのではないかと思っていた。(白鳥は)直樹君に負けて、立場的にも相手は僕しかいないだろうと思った。僕もランカーとはほとんどやっているし、実力差がありすぎる状態なので、そこを考えたら白鳥君しかいないと思っていたが、SNSで“SASUKEに出る”とか言ったり。なんで僕とやらないのかな?という疑問は2年前からあった。やらないと彼も前に進めないと思う。僕も前に進めない。これは必然だと思う。必ずやらないといけないと思う。できるならでかいところでやりたい。その後のことも、原口君に勝つところまでが僕の来年のストーリーなので、でかいところで各試合をやっていきたいと思っている」と来年4月2日の開催が発表されている「RISE ELDORADO 2022」(東京・国立代々木競技場第一体育館)で白鳥戦を実現させたい意向を示した。

 解説を務めていた白鳥は大会後、自らのツイッターに「秀樹選手 来年やりましょう」と投稿している。

「RISE153」(12月12日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第9試合)Super Fight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
○直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)(3R46秒、KO)ジャルンチャイ・ライオンジム(LION GYM)●

◆セミファイナル(第8試合)-63.3kg契約 3分3R延長1R
○秀樹(新宿レフティージム)(2R1分33秒、KO)ウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428)●

◆第7試合 ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
●緑川 創(RIKIX)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)RYOTARO(大原道場)○

◆第6試合 ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1R
○erika♡(SHINE沖縄)(延長判定3-0=10-9、10-9、10-9 ※本戦判定0-0=29-29、29-29、29-29)AKARI(TARGET)●

◆第5試合 フライ級(-51.5kg)契約 3分3R
○竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)(判定3-0=29-28、29-28、30-29)酒井柚樹(TEAM TEPPEN)●

◆第4試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
○KENTA(HAYATO GYM)(判定3-0=29-28、29-28、30-29)大石健作(TEAM TEPPEN)●

◆第3試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
○小野幹晃(IGGY HAND GYM)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)●

◆第2試合 -57.5kg契約 3分3R
○浅井春香(Kick Box)(判定2-0=29-28、29-29、29-28)村上悠佳(TEAM TEPPEN)●

◆第1試合 ライト級(-63kg)3分3R
○樋口知春(極真会館)(1R1分58秒、KO)細野登弘(新潟誠道館)●
<<< 1 2 3 4