上白石萌音と森七菜「どっちを選ぶ?」『君の名は。』と『天気の子』ヒロインが新海誠最新作に名乗り?

 

 監督は「今回はヒロインが、ある存在と戦うので、アクションシーンも多いんです。17歳の女の子がどんなアクションができるかなと自分なりに考えているけど、オーディションを通して、もっと鈴芽のことを教えてくれる人と出会えれば、2人のときのように、もっとつかめると思います」と、新ヒロインとの出会いに期待。

 すると上白石が「実は七菜ちゃんと、オーディション受けない?って話してたんです」と言い、森も「私と萌音ちゃん、どっちを選ぶのって…(笑)」。さすがの新海監督も「2人がオーディションに来たらパニックになるからやめて(笑)」とタジタジ。

 上白石は「新海さんの作品を見たあとは、何でもない街が新海さんの描く街のようにきれいに見えるんです。この作品を見た後、全部の扉を開け閉めしそう」。「歳を重ねるごとに悩み事が増えている感覚がある」という森は「20歳の自分には解決の仕方も分からなくて、扉に閉じ込めておくのが一番楽だけど、どんなことがあっても心と心でぶつかり合えば、何か結末が待っている、と教えてもらった気がします」と、早くも最新作に夢中の様子だった。

『すずめの戸締まり』は2022年秋に全国東宝系にて公開。