高橋和也「昔、アイドル俳優だったよ」映画デビューをした80年代振り返る

高橋和也

 主人公の女性監督を悩ませるプロデューサーの1人を演じた高橋和也は「実際、自分が映画に出始めた80年代、本当にこういう怪しい人がたくさんいました」と笑いをさそいつつ「でも時代が元気でイケイケで、映画を作るときも、すごく熱くなっていた。80年代ってこんな時代だったなと思う人もいるだろうし、知らない人は、なんてひどいことを言うんだって圧倒されるかも」と振り返った。

 一同が当時に思いをはせる中、須賀健太が「僕はアイドル俳優役なんですが…アイドル俳優って、なんですか?」と直球な疑問。すると当時の人気グループ男闘呼組のメンバーだった高橋が「昔、オレアイドル俳優だったよ。役作りするときに使ったヘアカタログに、オレが写っていたでしょ」。

 内田監督も「劇中で踊るシーンがあるんですが、アイドルだったから高橋さんは半端ないよ、と言ったら“(男闘呼組は)ロックバンドなんだよ”って(笑)」というやりとりを明かし、会場を笑わせた。

 この日の登壇者は松本まりか、大山真絵子、モトーラ世理奈、渋川清彦、高橋和也、須賀健太、内田英治監督。

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