万年筆、インク、紙もの…今年の「文具女子博2021」は昭和レトロ&喫茶店文具が熱い!
お隣の「デルフォニックス」ブースは、2022年春の新作「レアリゼ」を先行販売。子どもの頃の将来の夢をテーマに、油彩調のあたたかみのあるタッチで描いたロルバーン、レターセット、一筆箋などが争奪戦の様相を呈していた。愛媛県の「フロンティア株式会社」ブースでは、70年代から文具店やファンシーショップの包装用紙として使われたシモジマファンシーペーパーの文具が大集合! 今年は会場全体において、“昭和レトロ”や“喫茶店”をイメージした文具が豊富だと感じた。
では、最後に会場で気になった記者的「文具女子アワード」を発表しよう! まず、岐阜県で創業186年を数える「古川紙工株式会社」ブースの「喫茶フルカワ」シリーズから、京都「喫茶ソワレ」とコラボした限定手ぬぐい「ゼリーポンチ」。“昭和レトロ”や“喫茶店”雑貨の中でも、ゼリーポンチを出されたらぐうの音も出まい。今年こそは何も買わないと決めていた記者の財布をあっさり開けさせた逸品だ。
次に大阪のガラス作家「paraglass」ブースの「ラムネペン」。持ち手の空洞部分の小さなガラス玉が書くたびにカラコロ揺れ、ペン軸には炭酸をイメージした水色の気泡が入ったユニークなガラスペンだ。あとでゆっくり見ようとしたらすでにSOLD OUTだったため、2階エレベーターホールの「文具女子アワード」にて何とか撮影した。
今年も何も買わないわけにはいかなかったが、改めて限定「ゼリーポンチ」手ぬぐいを見つめると何とも幸せな気分になった。あなたもぜひ、自分だけの幸せな文具探しに出かけてみてはいかがだろうか? 「文具女子博2021」は東京流通センター第二展示場E・Fホールにて、19日まで。