カズ次男・三浦孝太のMMAデビュー戦は地下格闘技王者で元ホストのYUSHI。サッカーボールキックありの特別ルールで対戦【RIZIN.33】
YUSHI「すべての面でカッコいい姿を見せたい」
会見でも全く物怖じしないたたずまいを見せるYUSHIは「今回はすべての面でカッコいい姿を見せたい。僕には僕にしか見せられない役割というものがあると思うし、来てくれた会場の皆さんやテレビで見てくれている皆さんを魅了させられるようなカッコいい姿を見せたい。僕と孝太君はMMAの試合を1試合もしていないのに、こういう大きな舞台に立たせてもらうこと自体、否定的なコメントをする人はたくさんいるかと思うんですが、僕らにしか見せられないものはあると思っているので、カッコいい姿をしっかり見せて、たくさんのファンの人を引き付けていけたらなと思っています」と挨拶。
三浦は「今回、1カ月前くらいに対戦相手が入国制限で来れなくなってしまって、試合がどうなるか不安だったんですが、榊原(信行CEO)さんや対戦相手の方が試合を成立できるようにしていただいたので、それに関して感謝したいと思います。試合に出してもらうからには、格闘技のファンの人や一般の人に楽しんでもらえるような試合を見せるのでよろしくお願いします」と挨拶した。
三浦は格闘技を始めたことについて父・知良らは「もともと格闘技をやることは応援してくれていた」と話し、今回のRIZIN参戦については「RIZINにいきなり出るということに関しては、一から小さい団体からやっていくのがいいということは家族と話していた」といった会話が家族内であったことを明かした。
ともにMMAデビュー戦で大晦日の満員のさいたまスーパーアリーナのリングに上がることについてYUSHIは「プレッシャーはない。楽しみ。こんなチャンス、一生に一度あるかないかだと思っている。もらったからにはこのチャンスをものにしていきたい。申し訳ないが、孝太君には踏み台になってもらう。今大会、正直、スター不在というのが僕の印象だったので、僕がこの大会のスターになる」と堂々と主役獲りを宣言。そして「(三浦は)19歳で初めての大会でこんな何万人もの前で試合をするってめちゃくちゃプレッシャーだと思う。僕にはプレッシャーはない。僕は33歳で彼よりも一回り以上生きてきて、いろいろなステージに立ってきた。そこらへんで人生の厳しさみたいなものをこのステージで教えられたら」と人生の経験値が違うと言わんばかり。