初参戦の与座優貴が左ハイ一発で蓮實にKO勝ち。来年2月のK-1東京体育館大会出場をアピール【Krush.132】

フィニッシュとなった与座の左ハイ(撮影・蔦野裕)

 1R、与座が右ロー、左ミドルと蹴りを中心に試合を組み立てる。蓮實は距離を詰めて左右のフックを連打。これを与座はがっちりガード。蓮實は右ボディーフック、右カーフを放っていく。ラウンド終盤、蓮實の右ボディーに与座が左フックを合わせる。

 2R開始早々、蓮實の右ローの打ち終わりに与座が左ハイキック一閃。これが見事に蓮實の顔面をとらえ、蓮實はばったりとダウン。ピクリとも動かず、与座が2R17秒で戦慄のKO勝ちを収めた。

 試合後のマイクで与座は「初めまして。自分はK-1でチャンピオンになるためにやって来ました。ライト級は強い選手が多いですけれど 一人ずつ倒していって必ずチャンピオンになりたいと思います。2月に自分が極真時代に世界一になった東京体育館でK-1をやると聞いたので、ぜひそこで試合をやらせてください」と2月の東京体育館大会への参戦をアピールした。

「Krush.132」(12月18日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○加藤 港(WSRフェアテックス三ノ輪)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第2試合/Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
●RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)池内紀子(POWER OF DREAM)○

◆第3試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●稲津航大(K-1ジム琉球チーム琉神)(判定0-3=25-30、25-30、25-30)犬童 凛(K-1ジム目黒TEAM TIGER)○
※稲津が前日計量で1.2kgオーバーでクリアできず、稲津は1R減点2から試合開始。グローブハンディは犬童側が拒否したため、ともに8オンス。

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R2分22秒、KO)松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)●

◆第5試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●“DYNAMITE”髙橋佑太(Y’ZD GYM)(2R1分27秒、KO)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●蓮實 光(パラエストラ栃木)(2R17秒、KO)与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第7試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○松谷 桐(ALONZA ABLAZE)(判定2-0=30-29、30-30、30-29)峯 大樹(若獅子会館)●

◆第8試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(不戦勝)野田 蒼(月心会チーム侍)○

◆ダブルメインイベント第1試合(第9試合)/Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○新美貴士(名古屋JKファクトリー)(2R2分57秒、KO)篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)●

◆ダブルメインイベント第2試合(第10試合)/Krushクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)(1R30秒、KO)ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM / ALIVE)●
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