王者・新美貴士が計4度のダウンを奪って篠塚辰樹に完全KO勝ち。「ここは知名度だけで上がっても勝てないリング」【Krush.132】

戦績を4戦4勝とした寺田(撮影・蔦野裕)

寺田匠が1RKO勝ちで戦績を4戦4勝に

 今大会の第4試合で行われたフェザー級戦でともにプロ無敗の寺田匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が対戦し、寺田が1RKO勝ちを収め、戦績を4戦 4勝(2KO)とした。

 試合は寺田が左フックで先制のダウンを奪うも、立ち上がった松山に一気にラッシュをかけたところで、逆に左ヒザをアゴに食らってダウンを取り返されてしまう。蘇生した松山が追撃すると寺田も応じ打ち合いとなるが、最後は寺田が左フックでアゴを打ち抜くと松山はばったりとダウン。寺田が激しい打撃戦を制した。

 試合後のマイクで寺田は「自分はまだ4戦目なんですが、最速で王者になると言っているので、次、2月くらい、ケガもないのでお願いします」とアピールした。

「Krush.132」(12月18日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
○加藤 港(WSRフェアテックス三ノ輪)(判定3-0=30-29、30-29、30-28)河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)●

◆第2試合/Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
●RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)(判定0-3=29-30、29-30、29-30)池内紀子(POWER OF DREAM)○

◆第3試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●稲津航大(K-1ジム琉球チーム琉神)(判定0-3=25-30、25-30、25-30)犬童 凛(K-1ジム目黒TEAM TIGER)○
※稲津が前日計量で1.2kgオーバーでクリアできず、稲津は1R減点2から試合開始。グローブハンディは犬童側が拒否したため、ともに8オンス。

◆第4試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(1R2分22秒、KO)松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)●

◆第5試合/Krushスーパー・フェザー級/3分3R・延長1R
●“DYNAMITE”髙橋佑太(Y’ZD GYM)(2R1分27秒、KO)西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第6試合/Krushライト級/3分3R・延長1R
●蓮實 光(パラエストラ栃木)(2R17秒、KO)与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)○

◆第7試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○松谷 桐(ALONZA ABLAZE)(判定2-0=30-29、30-30、30-29)峯 大樹(若獅子会館)●

◆第8試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(不戦勝)野田 蒼(月心会チーム侍)○

◆ダブルメインイベント第1試合(第9試合)/Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○新美貴士(名古屋JKファクトリー)(2R2分57秒、KO)篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)●

◆ダブルメインイベント第2試合(第10試合)/Krushクルーザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
○マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)(1R30秒、KO)ANIMAL☆KOJI(LEGION TOP TEAM / ALIVE)●
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