香取慎吾が「こどもスマイルムーブメント」での子供たちの発表に「自分はどう力になれるのかを考える時間になった」
その後、小池知事、野田氏、秋田氏も登壇し子供たちと直接会話を交わしたのだが、子供たちが「東京都こどもホームページ」を作ることについて小池氏は「今どきの子供ってすごい(笑)。子供自身が作るホームページなので、素晴らしいアイデアを盛り込んでいってほしい」と期待。香取は「僕の子供時代には考えられないこと。子供たちがパソコンを使って、自分たちのためのホームページを作る。大人が作った言葉とは違うから、より近い子供たちに通ずる言葉が詰まっているような気がします」と語った。そして香取は「子供たちがすごく真剣に取り組んできたのが分かるし、自分はこれからどうしたらいいんだろうという答えを子供たちが持っていてくれているのかな、ということを感じた。そこで自分たちはどういうふうに力になれるのかなということを考える時間になった」とも。
小池氏は今回の取り組みについて「東京都では『東京都こども基本条例』というものを作った。ポイントは“子供は社会の宝である”ということ。そしてみんなで育んでいかないといけないという思いが条例の中に詰まっている。内閣府、国のほうで調査したら、子供を産み育てやすいと思う人が欧米では8~9割に達しているのに、日本では4割未満。子育て世代が周囲に気兼ねしたり、育休も申し訳なさそうに取ったりしている。最近は育メンも増えてきたが、ちょっと前までは男性が育休を取ろうとすると、そこで出世競争をあきらめなければいけないという風潮があった。それは今もあるかもしれない。こういうところの意識も変えて、制度も変えていく。これによって、今、少子化で子供が減っていくところも変えていかなければいけない。子供が輝いているからこそ、社会が活気づいていくのではないかと考えている」などと説明した。