香取慎吾が「こどもスマイルムーブメント」での子供たちの発表に「自分はどう力になれるのかを考える時間になった」
こども未来会議座長を務める秋田喜代美氏
こども未来会議座長の秋田教授は子供の成長に重要なことについて「遊びがとても大事。親に“遊んでないで勉強しなさい”と言われたことはあると思う。でも遊ぶということはあることに夢中になって、没頭し、仲間とつながることによって意欲が高まったり、コミュニケーション力や忍耐力が育つということが分かっている。でも新型コロナで公園などで遊べなくなったり、子供を受け入れることが難しい不寛容な社会に変わってきているんじゃないかということを心配に思っている。遊ぶことが子供たちの想像力や元気に動いていく力を培っていくということが分かっている。日本もそうだが世界中が改めて、働くとか勉強するということだけではなく遊ぶということの大切さに目を向けてきている。子供の幸せを支えていくには社会みんなでそれをサポートするのが大事。今回のムーブメントもみんなで支えていく、そういう姿が生まれていけばいいなと願っている」などと語った。
子供が遊ぶことについては親が育児に向ける時間も問題となるのだが、野田氏は「そもそも育児休暇という名前が悪かったのではないかと思う。仕事を休んでいるように見える。子供と一緒にいるのは本当は私たちにとってかけがえのないひとつの生き方。名前を変えて『育児活動』にするとか。それが出世のひとつのステップになるとか。これからは子供とどれだけ長く過ごしたかが、社会人としての評価につながるような流れを作っていかなければいけないのではないか」などと問題提起した。