大仁田厚が2021年の電流爆破集大成ロイヤルランブルで優勝し、A・小林に3冠王座奪取指令【FMW-E】
抗争を繰り広げた小林(右)が「FMW-Eを絶対に潰すなよ!」
大仁田とポーゴはなんとかリングに生還すると、矢口を含めた3人残りとなった。矢口が電流爆破バットでポーゴの脳天を叩くと、大仁田と矢口が2人でカバーし、ポーゴが失格。ここで、大仁田と矢口の一騎打ちになると、大仁田は矢口を押して、有刺鉄線電流爆破に突っ込ませる。間髪入れず、大仁田は電流爆破ギターで矢口の頭を殴打し3カウントを奪取し(46分57秒、体固め)、優勝を果たした。
マイクを持った大仁田は「ブッチャー(小林)! この1年ありがとよ。全日本でインディーがこれだけ目立って、ありがとよ」と言うと、2022年1月2日にジェイク・リーが保持する3冠王座に挑戦する小林は「次、ここでやるのは春か? 春には3冠王者になって、オマエの前に立ってやる。FMW-Eを絶対に潰すなよ!」と3冠王座獲りを宣言。すると、大仁田は「FMW-Eは俺しかいないから、潰れねぇよ。その代わり、(ベルトを)巻いて来いよ。俺が挑戦するよ。ある意味、オマエはインディーの誇りだよ」と4月から抗争を続けてきた小林にエールを送った。