那須川天心vs武尊が電撃決定。来年6月に58kg契約で対戦

昨年の大晦日、武尊がRIZINの会場に現れ、2人は会話を交わした
2人の対戦が格闘技界をにぎわすようになったのは2015年。那須川が8月に行われた「BLADE FC JAPAN CUP -55kgトーナメント2015」で優勝後に武尊との対戦を口にしたことから始まる。その後、那須川は同年11月に行われた「K-1 WORLD GP 2015 IN JAPAN ~THE CHAMPIONSHIP~」で先制のダウンを奪われながらも逆転KO勝ちを収めた試合直後の武尊に対戦を呼び掛けるなど積極的な姿勢を見せた。K-1への思い入れが強い武尊は「K-1のリングでなら」という姿勢を見せるが、当時のキック界は「K-1vs非K-1の各団体」という図式になっていたことから実現のハードルは高く、大きく進展することはなかった。それでもリング上から武尊戦をアピールする那須川だったが、2018年2月には那須川の対戦アピールが「他団体の興行に対する不当な介入にあたり、営業妨害にあたる」とK-1側が民事訴訟を起こすという事態となるなど2人の対戦は一気に遠のく事態に。
しかしその一方で同年3月にK-1で3階級制覇を達成した武尊は12月のK-1大阪大会で皇治に勝利後に名前こそ挙げなかったものの「団体の壁などいろいろな事情もあり時期は分からないが、必ず実現させたいと思っている」と那須川との対戦について言及。