那須川天心vs武尊が電撃決定。来年6月に58kg契約で対戦

今年3月の「K’FESTA.4」には那須川が来場
2019年は3月の「K’FESTA.2」でヨーキッサダー・ユッタチョンブリーと対戦しKO勝ちを収めたものの、その試合で右拳を負傷し長期欠場。2020年は新型コロナ禍もあり「K’FESTA.3」での1試合の出場にとどまったのだが、大晦日の「RIZIN.26」で那須川の試合前に突如、リングサイドに姿を現し試合を観戦。その後に行われた会見で「RIZINでもK-1でもない中立なリングでやりたい。中立なリングを作るめどが立った。来年実現させるという決意を込めて、このRIZINの会場に来た」などと対戦実現に向けて大きな一歩を踏み出した。これには那須川も「“決まれば全然やるよ”というスタンス」と応じ、2021年の対戦実現に期待が高まった。
しかし2021年になっても新型コロナ禍は収まらず、武尊がレオナ・ぺタスと対戦予定だった「K’FESTA.4」が1月24日から3月28日に延期。武尊はこの試合で激闘の末にKO勝ちを収めたものの、その代償は大きく、またも拳を負傷。一時は6月に東京ドームで那須川との対戦が浮上したのだが、実現には至らず。そして4月には那須川がかねてから噂されていたボクシング転向を正式に表明。キックの試合は残り3試合とされ、そのうち2試合は大晦日のRIZINと来春のRISEのビッグマッチとなることから、2人の対戦の行方に注目が集まっていた。