スペシャルエキシで那須川天心と五味隆典が対戦。2週間前のオファーを五味が快諾【RIZIN.33】

会見後、囲み取材に応じる榊原CEO

吉成側はSNSで「逃げたと言われるような行動はしていない」

 榊原氏は那須川戦のオファーを断った吉成について会見では「吉成名高選手に1年くらい前からオファーをしていた。去年の時点で来年の大晦日までには天心に届きたいよね。階級も含めてチャレンジしたいよね、ということで話を進めていた。今年の6月にもオファーしたが悩んだ末に“まだ体格がそこまでできていないんで大晦日に照準を絞って体を作っています”という返事があった。だったらラストマッチの大晦日は吉成名高が準備を整えて出てくるんだろうと思っていた。掌の上に乗せられたチャンスをその場でつかめなかったらスターになんかなれないと思うので、本当に残念だし悔しい」などと語っていたが、囲み会見では「昨日今日、提案したわけではなく、1年前から“今年の大晦日に天心を目指していくんだよ”“分かりました”というのがスタートだった」としたうえで「1年そういう機会を作って頑張ったけど、天心の前に立つ勇気がなかったのだと思う」「12月5日には55kgで試合をしている。そこでやってみて“55kgでやったけどパンチはいつものように入ってるのに相手が倒れない。これでは天心に勝てません”となったのではないか」などと辛らつなコメントを残した。

 なお会見を受け、吉成側は吉成本人が自身のSNSで「今回の大晦日、那須川天心選手との試合のオファーはいただきました。正直、逃げたと言われるような行動はしていないです。事実と異なることが伝わってしまい悲しいし悔しいです。」、吉成のマネジメントを務めるPaniCrew YOHEYも「吉成名高が逃げたみたいなツイートを何件かみましたが 53.5キロキックルール 55キロ肘ありのどちらかで やりたいですとお願いしていました。55キロで天心選手とも戦う準備もしていました 逃げたではなく 条件が合わなかったが一番正しい表現で RIZINや那須川天心選手をリスペクトしています」と発信している。

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