海人「やらへんほうが良かったと後悔してもらうような試合をします」と圧勝を約束【SB】

セミファイナルで対戦する笠原弘希(左)と重森陽太

セミの笠原弘希vs重森陽太は2年ぶりの再戦

 セミファイナルでは前SB日本スーパーフェザー級王者の笠原弘希(シーザージム)とKNOCK OUT-REDライト級王者の重森陽太(伊原道場稲城支部)が対戦する。2人は2019年12月に「SHOOT BOXING GROUND ZERO TOKYO 2019」で対戦し、重森がTKO勝ちを収めている。

 この日の会見で笠原は「今回は久々に後楽園ホールで、満席で試合ができるということで、たくさんの人の前で試合ができる。今までやってきたことを全部ぶつけて、リベンジという熱い戦いをしっかりみんなに見てもらいたいと思います」とリベンジに燃えれば重森は「2年前にSBさんにお呼びしていただき、2年ぶりに参戦することができました。前回は私が延長戦で勝っていますが、笠原選手はライト級の中でもトップクラスの選手と思っていますので、ここで2度勝つことに意味がある試合になると思います。自分自身の成長のためにも、今後のためにもここは落とせない一戦になっているのかなと思っています。明日のカードの中で味の違うマッチメイクになりましたが、十分楽しんでいただけるようなセミファイナルになっていると思いますので、よろしくお願いします」と返り討ちを狙う。

 再戦ということもあり、互いの2年間の成長度合いが勝負のカギとなるが、笠原は「重森選手はKNOCK OUTでチャンピオンになりましたが、差をつけられたとはあまり思っていない。僕も階級を上げてから負けていませんし、重森選手も負けていない。お互いに成長していると思っている」、重森は「笠原選手もずっと勝ち続けていて、勝ち方もすごく綺麗な勝ち方をしているという印象があるので、そんなに差が広がっているという実感は特にないですけど、その分、明日の一つひとつの駆け引きがかなり命取りになるスリリングな展開になるのかなと思っています。私自身、毎日、一生懸命練習してきました。前回勝っているだけに、そこで差を感じてしまうのは、それ以上に笠原選手が頑張ってきたということになってしまうので、この2年間は胸を張って自分が頑張ってきたと言えるような試合をしたいと思っています」とともに互いを認めつつも、自らの2年間の成長に自信を見せた。

「SHOOT BOXING 2021 Champion Carnival」(12月26日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第7試合) 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
海人(TEAM F.O.D/S-cup2018世界王者、前SB日本スーパーライト級王者、SB日本スーパーウェルター級1位)vs ジョー・FELLOWGYM(タイ)

◆セミファイナル(第6試合) 62.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R ※ヒジ打ちあり
笠原弘希(シーザージム/前SB日本スーパーフェザー級王者、SB日本ライト級1位)vs 重森陽太(伊原道場稲城支部/KNOCK OUT-REDライト級王者)

◆第5試合 SB日本スーパーフェザー級王座決定戦 エキスパートクラスルール 60.0kg契約 3分5R延長無制限R
笠原友希(シーザージム/同級1位、前SB日本フェザー級王者)vs 手塚翔太(Sublime guys・GONG-GYM坂戸/同級2位)

◆第4試合 SB日本スーパーバンタム級タイトルマッチ エキスパートクラスルール 55.0kg契約 3分5R延長無制限R
植山征紀(龍生塾ファントム道場/王者)vs 竹野元稀(風吹ジム/同級1位/挑戦者)

◆第3試合 SB日本スーパーライト級王座決定戦 エキスパートクラスルール 65.0kg契約 3分5R延長無制限R
村田聖明(シーザージム/同級1位)vs イモト・ボルケーノ(グラップリングシュートボクサーズ/同級2位)

◆第2試合 SB日本バンタム級王座決定戦 エキスパートクラスルール 52.5kg契約 3分5R延長無制限R
伏見和之(RIKI GYM/同級2位)vs 佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/同級3位)

◆第1試合 SB日本女子アトム級王座決定戦 エキスパートクラスルール 46.0kg契約 3分5R延長無制限R
MISAKI(TEAM FOREST/SB日本女子ミニマム級1位)vs 田渕涼香(拳聖塾/RISE QUEENフライ級1位)
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