最新作『PHOENIX』で聞かせる、NEW EXILE。 ー EXILE SHOKICHI インタビュー ー

 

20周年を記念したツアーは感謝の旅。
みなさんに会って、思いを伝え、
20周年のありがたさや重みを感じながら、
EXILEを未来につないでいけるように。

 

ーーさて、この作品とともに新しい年を迎えて、EXILEは、2022年、20周年イヤーを走っていくことになります。EXILEにとってどんな年になりそうですか?

 昨年は、多少状況がよくなったように見えても、やっぱり耐え忍びながら、音楽の存在意義を考えながらの大変な一年でしたから、そろそろみんな幸せになってもいいんじゃないかなって思います。笑ったり、涙流したりしながら、ライブができる日を心から待ち望んでいます。

ーー20周年を記念する「EXILE LIVE TOUR 2021 “RED PHOENIX”」の開催も先日発表されました。

 EXILEも昨年9月に20周年を迎えて、ファンの人たちと交流するような企画をしたりするなかで、うれしかったり光栄にも思いましたし、みなさんには感謝しかないなと思っています。そのなかで、みなさんに会ってライブでこの思いを伝えたいという思いが強くなるばかりなところもあって……。会えていないことが本当に大きすぎます。だから、2022年は、僕としてはライブツアーを復活させたいです。アメリカなんか、ノーマスクで、声も出して、フルキャパでライブが出来ている。日本にもね、一日も早くそういう日がこないかなと思います。

 だから、ツアーは、みんなへの感謝の旅ですね。みなさんに会って、思いを伝えて。20周年のありがたさや重みを感じながら、EXILEを未来につないでいけるようなライブに!と考えています。まだ、練っているところですが、アルバム『PHOENIX』の収録曲はもちろん、昔の曲にもトライしながら、EXILEの歴史と未来を楽しんでもらうような構成になるんじゃないでしょうか。

ー-Jr.EXILE世代のグループがぐんぐんと成長し、新しい才能を発掘するオーディション「iCON Z~Dreams for children~」を追うなかで、やはりEXILE TRIBEの長であるEXILEがどんな姿を見せてくれるのかと期待をしてしまいます。

 EXILEはLDHのシンボルです。シンボルとして発するメッセージ、生き様というか、そういうものを、後輩たちにも見せたいですね。いい影響を与え続けられたらと思います。

ー-EXILEの存在の大きさを改めて知る1年になりそうです。お話、ありがとうございました。

 

(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)