朝倉海「僕の試合で2021年を締めくくる」とトーナメントV宣言【RIZIN.33】
扇久保博正
扇久保博正「何があっても優勝しようと思っている」
扇久保は「1年間戦ってきたので、やっとここまでたどり着いたなという心境です。絶対に自分が優勝すると思っているので、何があっても優勝しようと思っています。井上戦手とやっと戦えるので、自分の持てる力を早く全力で解き放ちたい」などと現在の心境を明かす。
対戦相手の井上については「打撃の距離がすごい良くて、あと寝技の極めがある選手」、試合展開については「5分3Rを使ってしっかり戦おうと思っています。(フルラウンドの)覚悟でいます」、距離の長い井上を攻略する術については「見えてきています」ときっぱり。そして16年のキャリアの中で培ってきた引き出しや接戦の中で勝ち切る精神力が「明後日の試合で出るかなと思っている」と語った。
今年は骨折などもあったことから「メンタルが図太くなってきたかなと思います」と振り返る。そして「自分的にはここ2~3年の試合は“この試合が最後になっていい”というくらいの覚悟で戦っている。常に集大成のつもりで戦っているので今回もそのつもり」と「集大成」という言葉を使って優勝へのこだわりを見せた。
決勝はメインイベントで当然、フジテレビで生中継されることになるが格闘技ファンはもちろん、格闘技にあまり造詣が深くない視聴者にも「ほかの3人は20代前半。30代半ばに差し掛かった男の、どんなことをしてでも夢をつかみ切るという姿を見せたい」と語った。