久保優太が「立ち技格闘技の威厳を取り戻す」と意気込むもシバターは「まだ契約書を提出してない。ぎりぎりやめられる」【RIZIN.33】

元K-1王者としての責任を背負いリングに上がる久保優太

「RIZIN.33」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、オンラインで行われた。

 第6試合ではRIZIN MMA特別ルールでシバター(フリー)と久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が対戦する。

 シバターは当初、皇治との対戦が決まりかけたが結局は実現せず。久保との対戦となったが、発表後に自らのYouTubeチャンネルで「後遺症が残る大怪我もあり得る」などとして辞退表明するなど相変わらずのお騒がせっぷりだったが、この日のインタビューに参加した。

 先にインタビューを行った久保はこの間の騒動に触れ「1週間前までシバターさんがやるやらないの騒ぎになっていて。1日ちょっと落ち込んで。試合がなくなるんじゃないかと思って1日休みました(笑)」と率直な胸の内を明かす。しかしその後、シバターがHIROYAと練習している動画を見て「めちゃめちゃ元気っていうか結構打撃の練習してたし、全然元気でしたね。してやられましたよ(笑)」と苦笑い。

 久保はRIZIN参戦にあたり「キックボクサーは寝てしまったら弱いという、そういう世間の意見を覆したいという思いでMMAに挑戦した」という。そして「前回(太田忍戦)は、寝たらやられてしまったという試合になってしまったが、今回は進化を見せれるんじゃないかと思っている。自分は立ち技最強として、K-1チャンピオンとしてトップでやってきた。今回はYouTuberで、世間では素人と言われている人に、ルールのハンディがあっても負けないということを、K-1王者として見せたいと思います」と今回の試合へ向けての決意を述べた。また、昨年の大晦日にK-1出身のHIROYAがシバターに敗れたことを挙げ「シバターさんは“キックボクサーは寝たら雑魚”としきりに言っていたので、僕はそこを覆す。勝って、そういう声を払しょくしたい。立ち技格闘家として、立ち技格闘技の威厳を取り戻すつもりなので頑張ります」とも話した。

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