YA-MANが皇治との壮絶殴り合い制し判定勝ち「どんな環境からでも這い上がれる」と絶叫メッセージ【RIZIN.33】
YA-MANは皇治については「打たれ強いっすね。もう普通の選手だったら倒れてますよ。映像とか見たんですけど、もろカウンターで左フックが入ってぐらついてるのにあんなに打たれ強い人は初めて」、試合については「打たれ強いのは事前に分かっていたんで、それを超すパンチで仕留めようとはずっと思っていました」と語った。皇治の打たれ強さ以外に感じたことについては「やっぱ気持ちじゃないですかね。あんなに殴って、効いてるの分かってるのに“なんでこの人は倒れないんだ、あきらめないんだ”とはやっぱり思いました。普通の選手だったら下がったりするんですけど、どんどんどんどん前にきて、そこに関してはリスペクトしています」と語った。
1Rのローブローとバッティングについては「試合でローブローもらったの初めてで、結構きつかった。もう立てなくなるくらいきつくて。ダメージは相当ありましたね。バッティングも前歯が折れたかなと思ったんですけど、まあでも全然戦える状態。決して皇治選手もわざとじゃないんで、ローブローも左のインローで距離的な問題。バッティングも自分がボディーを打ちに行って、距離が近くなった。自分からいったところに頭があったので、決してわざとではないので。まあ事故っすね」とあくまで互いが打ち合いに行った結果と割り切った発言。
2021年については「飛躍の一年としか言いようがないっすね。だって、今年の2月に横浜アリーナのRISEの大会に出させてもらって、オープンフィンガーグローブの大会で、どんどん名前が上がって、気づけば格闘技の祭典の大晦日にいるので。本当に飛躍の一年」と振り返り、来たる2022年については「6月に、天心と武尊のビッグマッチが決まっていると思うんで、そこを目指して行きたいなと思っています。“天心vs武尊をやったらキックボクシング界が衰退する”と言っている人が何人かいますけど、自分はそこから始まると思っていて、自分が盛り上げていきたいと思っている」とさらなる飛躍を誓った。また那須川天心が去った以降のRIZINのキックボクシングについても「天心がいろんな無謀なチャレンジしてきて、RIZINでキックができるようになって、世間の方々にキック、立ち技というところが見ていただく機会が増えたので、そこはキックの道を広げていきたい。どんなチャレンジでもしていって、その道が残せるなら、やっていきたいですね」と新たにRIZINキックを引っ張っていく存在に名乗りを挙げた。