扇久保博正が朝倉海にリベンジ果たしトーナメントV。そして公開プロポーズも大成功【RIZIN.33】
試合後、がっくりと肩を落とす朝倉(右)
3R、朝倉は左ミドル、左ジャブをヒットさせるが、扇久保はここも左インロー、そして右フック。扇久保はタックルからテイクダウンを狙うが朝倉はしのぎ、テイクダウンは許さない。それでも離れ際にパンチを当てる扇久保はまたもタックルを仕掛ける。こらえた朝倉だったが、扇久保はパンチをヒット。最後まで徹底的にタックルからのテイクダウンにこだわった扇久保。朝倉の粘りの前にテイクダウンこそ奪えなかったが、その都度パンチを当て続け、3Rも終了。
判定は3-0で扇久保が2020年8月に敗れた朝倉にリベンジを果たすと同時にトーナメント制覇を成し遂げた。
試合後、扇久保は「皆さん、本当に応援、ありがとうございました。何回も何回も格闘技を辞めようと落ち込んだ時もあったんですが、続けてやってきてよかったです。えー、一言だけ言いたいんですけど、ずっとここまで僕を支えてきてくれた彼女の京香さん。本当にいささえてくれてありがとう。もしよかったら、僕と結婚してください。必ず幸せにします」とプロポーズ。リングに上がった京香さんも快諾し、扇久保には忘れられない大晦日となった。