KO-D無差別級王者・竹下幸之介が新春初戦で青木真也を撃破。3・20両国国技館で遠藤哲哉とV3戦へ【DDT】

フィニッシュは竹下のキムラロック

 青木が「高くて、強くて、深くて、厚かった。ホントに強かった。オマエがいるから、ここはメジャーだ」と言うと、竹下は「またやりましょう」と返し、ガッチリ握手を交わした。

 一人リングに残った竹下は「DDT、今年で25周年。10年前、15周年の日本武道館で僕はデビューしました。20周年のさいたまスーパーアリーナでは、チャレンジャーでメインイベントに立ちました。そして、25周年は両国国技館。チャンピオンとしてリングに立つことができます」とマイク。そこに新生バーニングを始動させた遠藤が現れ、「竹下、俺が今ここにいる理由、オマエなら分かるよな。DDT25周年、3年ぶりの両国のメインイベント。俺しかいないだろ。オマエの答えを聞かせてくれ」と問い掛けると、竹下は右手を差し出し、遠藤もその手を握り返した。両者の意向を踏まえ、今林久弥GMが両国での竹下vs遠藤のKO-D無差別級選手権を決定した。この2人による同王座戦は2019年7月15日、東京・大田区総合体育館大会以来、3年ぶりとなる。