北村匠海 2022年は地味に?「10年、20年先に中身のない人間になりそうで」
親友役を演じた井上は「主人公がシャワールームで感情的になるシーンで、(北村が)本当にケガしていた」と現場秘話を暴露。北村は苦笑して「シャワーヘッドで壁を叩くんですけど…本番でもテストでもない、どんなものかを確認する段取りの段階で、本気でやったらケガをしてしまい、血まみれになって。爪が半分無くなってしまったんです。セロテープで疑似の爪を作ったんですけど、指先までよく見ると、あれ、爪無くね?って分かると思います(笑)」と熱演エピソードを明かした。
そんな北村は、2022年の抱負を聞かれ「いっぱい失敗できたらな、と。去年は役者としてもバンドとしても得たものが多かった。だからこそここで立ち止まって、いろんなことを学び直そうかと。抱負としては地味に生きる、というか(笑)。芝居だけじゃない、いろんなことを今一度学び直さないと、向こう10年、20年先に中身のない人間になりそうな気がして。2022年の抱負は、身の詰まった“カニみそ”です」とユーモアを交えつつ、今後の抱負を語っていた。
映画『明け方の若者たち』は公開中。