藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介が幼なじみ役『‎ノイズ』プレミア「見たら共犯者になる」

 3人を追い詰める刑事役の永瀬も「最初に犯人が分かっている映画ですからね、見ている人が“そいつは犯人じゃない”って気持ちを乗っけていただけるように…最近では“におわせ”って言うんですか? におわせすぎないことを心がけていました」と言うと、相棒役の伊藤歩は「本当の真相の犯人は…あ、これ言っちゃいけないやつだ(笑)」と言いかけ、一同も「危なかった」と苦笑。

 藤原から「厳しい方かなというイメージがあるじゃないですか。でも現場の緊迫感を持ち込まないチャーミングな方」とたたえられた永瀬は「藤原くんは僕らが教わってきた“座長とは何か”を自然とできる人」と返し「見ているお客様にも伝わると思うけど。3人の目の表情がどんどん変わっていくんです。それがヤバかったですね」と藤原、松山、神木を絶賛した。

 緊迫の展開が続くが、一番緊張した場面はと聞かれた藤原は「農園にテレビ局が来て取材を受けるというシーンがあるんですが、そのシーンの改訂稿(最新の台本)が撮影15分前まで僕のもとに届かなかったんです。あれは一番緊張しました」と、わずか15分で難しいセリフを覚えて演じた場面を振り返り一同を驚かせていた。

 この日の登壇者は藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介、黒木華、伊藤歩、永瀬正敏、廣木隆一監督。

 映画『ノイズ』は1月28日より公開。