東京都医師会の尾﨑会長が3回目のワクチン接種と具合が悪い時の早期受診を奨励
尾﨑会長は行動制限についての見解も示した
第5波まで行われていた「行動制限」については尾﨑会長は「飲食店についても従来のように一律に何時までとかアルコールをやめるというより、せっかく検査ができる体制が整ってきたので、その都度検査をして、陰性を確認して、そういう方は食事にしても何にしても、ある程度行動制限を付けないでやるとかそういう形を作っていかないといつまで経ってもずっと飲食店に制限を加える形になる。それより個人個人が予防をしながら、動くときには検査をして陰性を確認しながら動いていく。そちらにシフトしていくことが大事だと思っている」と語った。万が一、行動制限が必要になる目安については「それはどちらかというと政治的な判断。第1波の時はどういう感染症か分かっていなかったので、私どもも制限はしたほうがいいという話はさせていただいたが、今回は国とか都の行政が把握していると思うのでそちらの判断に任せたい。私たちにとって大事なのは広まっていく間に3回目の接種を積極的に進めていって、できるだけ多くの方の3回目のワクチン接種が前倒しで終わるように注力していきたい。それから自宅療養、宿泊療養については責任をもって医療を提供していくことにシフトしていきたいと思っている」などと語った。