LDH所属の中村倫也と宇佐美正パトリックが揃って1R勝ち。中村は25秒の秒殺。宇佐美は大会MVP【修斗】

この右フックでフィニッシュ(撮影・蔦野裕)

宇佐美は1R4分54秒でKO勝ち

 宇佐美は菅原和政(マスタージャパン福岡)と対戦した。

 宇佐美はデビュー戦では左ボディ一発で新人王のヨシ・イノウエを粉砕。続く第2戦では「VTJ2021」に参戦し、伝統派空手をベースにするBRAVEの野村駿太との打撃戦を制し判定勝ちを収め、プロ戦績を2戦2勝としている。

 菅原も「VTJ2021」に参戦し、現世界ライト級王者の西川大和と対戦。1Rで一本負けを喫したもののパンチで顔面を破壊し、1Rを乗り切っていればドクターストップによるTKO勝ちの可能性もあった強豪だ。

 1R序盤から緊張感のある打撃のやり取りが展開される。宇佐美は右ハイキックを放った際にバランスを崩し、菅原が首を取りにいくが宇佐美はすぐに立ち上がりスタンドの攻防に戻す。