LDH所属の中村倫也と宇佐美正パトリックが揃って1R勝ち。中村は25秒の秒殺。宇佐美は大会MVP【修斗】

宇佐美は大会MVPを獲得(撮影・蔦野裕)

 宇佐美は右フック、左の返し、そして右ミドルと重い攻撃を菅原に打ち込んでいく。菅原もボディーを返すが単発。左ハイは宇佐美にしっかりガードされてしまう。菅原はニータップでテイクダウンを狙うが宇佐美はバックステップでかわす。

 残り10秒となったところで菅原が前がかりになった一瞬に宇佐美がカウンターの右フックでダウンを奪う。ヒザをついた状態の菅原に宇佐美がパンチの連打。食らいながらも立ち上がった菅原にとどめの右フックで再度のダウンを奪うとレフェリーが試合を止めた。

 試合後のマイクで宇佐美は「VTJで試合をしたんですが、自分の納得できる勝ち方できず、年明けすぐにこうやって試合ができて、KO勝ちができて本当に良かったです。これからも感謝の気持ちを忘れずに頑張るので、応援よろしくお願いします」と語った。

 また全試合終了後に宇佐美には大会MVP賞が贈られた。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO2022 開幕戦」(1月16日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント 第10試合「環太平洋バンタム級チャンピオン決定戦」5分3R
○小野島恒太(同級1位/CWD)(判定3-0=29-28、29-28、30-27)藤井伸樹(同級3位/ALLIANCE)●

◆セミファイナル 第9試合 バンタム級5分3R
●野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)(1R25秒、KO)中村倫也(EXFIGHT /LDH martial arts)○

◆第8試合 ライト級5分3R
●菅原和政(マスタージャパン福岡)(1R4分54秒、KO)宇佐美正パトリック(EXFIGHT /LDH martial arts)○

◆第7試合 ストロー級5分3R
○新井丈(キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)(1R4分46秒、KO)木内“SKINNYZOMBIE”崇雅(和術慧舟會GODS)●

◆第6試合 女子スーパーアトム級5分2R
○黒部三奈(マスタージャパン東京)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)●

◆第5試合 インフィニティリーグ2022 女子アトム級5分2R
○久遠(ZERO)(1R1分55秒、腕十字固め)加藤春菜(NASCER DO SOL)●

◆第4試合 インフィニティリーグ2022 女子アトム級5分2R
○中村未来(マルスジム)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)小生由紀(グランドスラム沖縄A・P・P)●

◆第3試合 52kg契約5分2R
○杉本恵(AACC)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)ソルト(マルスジム)●

◆第2試合 フェザー級5分2R
●木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)(1R3分53秒、KO)工藤圭一郎(グランドスラム沖縄A・P・P)○

◆第1試合 ストロー級5分2R
○阿部マサトシ(AACC)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)●
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