東京五輪を目指していた競泳元日本代表、新海咲がセクシー女優デビューへ。同日に自伝も発表
自伝『あたらしい海』への思いも語る
そして中学生時代にその才能が開花し、中2の時のジュニアオリンピックで初の全国制覇を成し遂げる。高校進学後は「それまではがむしゃらに頑張る水泳だったが、高校に入って自分で考えて練習をしたり泳ぐようになってからタイムが伸びた」と成長を続け、高1で初めての海外遠征を体験。そこでは納得のいく成績は挙げられなかったが、その経験を糧に高2では世界ジュニア選手権で200mと400mの個人メドレーで2つの金メダルを獲得。高2の時は短水路で日本高校新記録を出し「多分、今でも残っていると思う」と語った。
赤裸々に語るキャリアから、すでにいわゆる“身バレ”をしている状態でのデビューとなる。「週刊誌は私たちの世代は見ないと思っていた」と昨夏に週刊ポストのグラビアに出たものの、これだけのキャリアがあれば気づく人は気づく。
この日の会見では女優デビューと合わせて、自伝『あたらしい海』を出版することが発表された。この中身については「週刊ポストさんに出た後に“AVに出るんじゃないか”とか“なんでこうなったんだろう”とかマイナスなイメージで言われることがあった。お金がどうとかという憶測も飛び交っていて、それは嫌だなと思っていました。ポストさんでは結構自分のことを話したんですが、見る側の見たいものと、自分が思っている出したいことに若干のずれがあった。そういうギャップにしんどくなる時期もありました。でも憶測とか話を盛ったり、ありもしないことをSNSやネット上で言われるのであれば、この本を出して自分の口からちゃんと全部話したい、事実無根の話を勝手に言われたくないと思いました」とその出版へ至った思いを明かした。