虎ノ門で全国の12店舗をハシゴ!「居酒屋甲子園」公認ネオ横丁「小虎小路」オープン
「虎ノ門ヒルズ駅」の開業や「虎ノ門横丁」など、話題のエリア「虎ノ門」に12の飲食店で構成する新たな屋内型“ネオ横丁”「小虎小路(ことらこみち)」が誕生した。全国からエントリーした居酒屋の頂点を決める「居酒屋甲子園」が縁でつながった飲食業界の12社が、共同で横丁プロジェクトを推進し、「温故知新」をコンセプトに最も進化したスタイルのネオ横丁を目指す。全12店舗から「TOKYO HEADLINE」が注目店舗をハシゴした。
東京メトロ「虎ノ門駅」「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩約5分。赤い鳥居をくぐって地下へ降りると、業態が重ならない飲食店全12店舗がひしめき合う。ネオ横丁「小虎小路」は「居酒屋甲子園」の理念である「共に学び、共に成長し、共に勝つ」に賛同した飲食店が全国から集結し、東京のビジネス街に懐かしさとホッとひと息つける情景を作り出す。価格競争にならないようにビールとレモンサワーは各店共通の料金設定。また、会話のきっかけとして全店共通メニュー「あちらからレモンサワー」「みんなで乾杯シャンパン」「一緒にシーシャ」を導入している。
さて、全12店舗から「TOKYO HEADLINE」が実食した6店舗を紹介しよう。まず、ミシュランビブグルマン獲得の「餃子マニア」料理長プロデュースの台湾料理「蒸皮点心(むしかわてんしん)」。「気軽に入れる本格中華」をテーマに、1人でも食べ切れるポーションでメニューが提供される。看板メニューの「海鮮小籠包」は、あんに蟹味噌と帆立貝柱を使った贅沢な小籠包で、熱々のところをかむと極上のスープがあふれ出る。紹興酒ベースの自家製だれに天使の海老を漬け込んだ「酔っ払い海老」や、低温調理のやわらかい鶏も肉に黒酢とおろし生姜が効いた自家製だれをかけた「よだれ鶏」も美味。台湾テイストあふれる内装や食器類が地元の食堂のようでうれしい。