初夏公開の新作映画の前にファン必見『安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展』開催
埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」EJアニメミュージアムにて、『ところざわサクラタウン開業1周年記念 安彦良和/機動戦士ガンダム THE ORIGIN展』が22日からスタートする。
オープニングセレモニーに出席した安彦良和氏
安彦良和著作の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」は、雑誌「ガンダムエース」にて雑誌創刊の2001年から2011年まで連載されていた漫画作品。ファーストガンダムと呼ばれるアニメ「機動戦士ガンダム」をベースに、設定の見直しや追加エピソードなどのアレンジがされた作品で、連載終了後も根強い人気のある作品だ。
人気の理由としてはテレビアニメ「機動戦士ガンダム」においてアニメーションディレクター、キャラクターデザインやメカニカルデザインのクリーンナップ作業までを努めていた安彦氏の作画力にある。そんな安彦氏の500点以上の作画が展示されている。
展示は、オープニングシアターから始まりTHE ORIGINの物語にあわせた「始動編/激闘編」「ガルマ編」「ランバ・ラル編」「ジャブロー編」「シャア・セイラ編〜開戦編〜ルウム編」「オデッサ編」「ララァ編」「ソロモン編」「ひかる宇宙編」「めぐりあい宇宙編」などに分かれており、劇場版のBGMなどの演出も。さらに、原画の一部には当時のエピソードなどの注釈があるものもあり、ファン心理をくすぐる。
また、安彦氏の仕事場を再現した展示スペースやマチルダとの集合写真が撮れるフォトスポットも見逃せない。