あきらめない男・佐藤アツヒロ&あきらめは早い五関晃一らでお仕事コメディ! 笑いと幸せ届ける舞台『行先不明』
その五関は自身の役どころを「真面目過ぎるほど真面目な役」だという。「藤井先生にわりと五関さんに寄せました、役作りをする必要がないと思うとおっしゃったんですが……稽古が始まる前にがっかりさせるのも悪いので前もって言わせてください、僕結構テキトーな男です!(笑)。台本をいただいて読んだら、普段、楽観的にぼーっとしている分、おしりを叩かれているような気分になってしまいました」と笑った。
先輩の佐藤と共演については「盗めるだけ盗みたい」と前のめり。一方、佐藤は「たぶんあんまり仲良くしないと思うよ(笑)。(ジャニーズだけじゃなく)他の役者さんもいらっしゃいますので、要所要所でしゃべりかけたりすると思います。いい意味での緊張感で五関くんとは熱い思いで稽古をしていきたいと思います」と話した。
発表会では、作品のテーマである積立金横領にちなんで、自分自身に同じことが起きたら自分自身はどうなるかという問いかけも。
五関は、番組のロケで行ったタイで携帯電話をなくした時に、メンバーやスタッフが一生懸命探してくれているなかで自分自身が「なるようになる」とぼーっとしていたというエピソードを紹介しつつ、「それがまたでてしまうかもしれないです。切り替えるというと格好つけすぎですが、諦めは早いと思います。ぼーっとすると思います」
一方、佐藤は「僕は絶対なんとかします。探すすべを考え、いろんな知恵を絞って、いろんな方に協力してもらって、なんとかしたいですね。諦めたくないです」。
真琴は「反動で衝動買いとか衝動食べすると思います。お金を使ってしまう」と笑った。
藤井は「コロナのいろいろな状況が始まって、(本作の)登場人物だけじゃなくて、たくさんの人が行き先を見失って、思ってもいなかった未来に向き合うことになりました。この作品は、あきらめない、自分たちがこの先どこに向かっていけばいいのかを探し続けていく人たちの物語としてお届けできるように、出演者と一緒に楽しい芝居を作っていきたい」と意気込んだ。
他出演に、馬渕英里何、永島聖羅、伊藤萌々香、ヒデ(ペナルティ)、生田輝、中山慎吾、佐藤銀平、小林美江、福田転球。
3月4・5日に愛知の御園座で開幕。東京公演の日程は3月12~21日でサンシャイン劇場。