ノブコブ徳井の『敗北からの芸人論』が書籍化 2月に発売

『敗北からの芸人論』(新潮社)

 お笑いコンビ、平成ノブシコブシの徳井健太が2月28日に『敗北からの芸人論』(新潮社)を発売する。

 ノブコブ徳井がお笑いを考察して話題になったネット連載を書籍化するもの。加藤浩次が這い上がった思考法、オードリーの瞬発力、かまいたちが覚醒した理由など、一度負けた状態からスタートし、自分なりのスタイルを掴むまで、もがき続けた21組の生き様を紹介する。『M-1グランプリ』、コロナ禍のバラエティについても書いている。 

 徳井は「『お前なんかに何が分かるんだ』『誰が誰に何を言うてんねん』そんなトゲトゲしい言葉も沢山頂き、 多少ながら傷付きもしました。 けれど、か細い声ながらも『徳井さんの言葉に救われました』『なんか徳井さんのコラム読んでると泣きそうになりますわ』そんな僅かな感謝や感動の声を傷口に塗りながら、僕は今日も大好きな人を大声で 真っ直ぐ応援していく人生を歩んでいきたいです」と、コメントを寄せている。

 

■『敗北からの芸人論』目次

腐り狂った超天才――東野幸治
相方への「殺意」はやがて「感謝」に――吉村崇 (平成ノブシコブシ)
歴史を動かす革命児――千鳥
引退から一転、異例の早さで新喜劇の座長に―― 小籔千豊
壮絶な生い立ちから「吉本の宝」へ――渡辺直美 第7世代なのに「昭和」なコンビ――コウテイ 「ナンバーワン」から「オンリーワン」へ――加 藤浩次(極楽とんぼ)
日本のしょうもない価値観を変える――EXIT ギャンブル狂、苦手分野、スキャンダル……全て を笑いに――霜降り明星
嘘をつけない岩井、意外と人に懐かない澤部―― ハライチ
消えた“無駄”と“熱量”――コロナ禍のバラエ ティ番組
M-1で松本人志に放った“あの一言”で覚醒――ニ
ューヨーク
残酷なほど笑いにストイック――『ゴッドタン』 と佐久間プロデューサー
「M-1は芸人の希望なんかじゃない」――M-1グラ ンプリ
謎多きコンビの知られざる素顔――シソンヌ 芸歴23年、ラストチャンスでブレイク中――5GAP お笑い純度100%――スリムクラブ
「ネタ以外のことは楽しくない」ピュアすぎるコ ンビ――ジャルジャル
日本中が彼らの覚醒を待っている――ダイアン 安心感と期待感を両立できる奇妙なコンビ――オ ードリー
努力と変化を繰り返し続けたトリオ――ジャング ルポケット
令和のハイブリッド芸人――かまいたち +書き下ろし一本

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