鈴木千裕が強豪タップロンに1RKO勝ち。「今年も倒して倒して倒しまくる!」【KNOCK OUT】

百戦錬磨のタップロンは鈴木の猛攻にもひるまず左フックを返す(撮影・蔦野裕)

 鈴木は昨年7月に宮越慶二郎を破りKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座を獲得。そしてキックとMMAとの二刀流への挑戦をぶち上げ、9月にはRIZINに参戦。その初戦こそ昇侍にTKOで敗れたものの、2戦目の山本空良戦で判定勝利を収め、今回は凱旋試合となる。

 もっとも鈴木はこの山本戦の判定勝ちに納得がいかず、前日会見では「勝ちに徹する試合は二度としないと決めた。新しく生まれ変わってガンガン倒して、今年はトップまで駆け上がろうと思っている」と語り、これまで以上にアグレッシブなファイトスタイルで臨むことを宣言。この日はその言葉の通り、1R開始のゴングが鳴るとすぐに距離を詰め、タップロンにロープを背負わせると左右のフックを放っていく。