トーナメント優勝候補の玖村将史「日本人相手は今回で卒業。一緒にされたくない」と完全V宣言【K-1】

璃明武(左)と 一航

初参戦の一航はヒジなしルールにも自信

 第2試合で璃明武と対戦する一航はK-1初参戦。キックとムエタイで3つのベルトを持つ強豪で、中村拓己K-1プロデューサーも「技のバランスがいい、トータルファイターとしてレベルが高い。戦い方の完成度では8人の中で1、2を争う。これまではムエタイルール、キックルールでの戦いが主だったと思うが、K-1ルールでも強さを発揮できる選手」と太鼓判。一航は「初参戦にもかかわらず、大きな舞台に出場させていただきありがとうございます。7人の選手の誰が来ても実績、キャリア、全てが上だと思っている」と語れば、璃明武は「他団体の王者だが、自分はKrush王者として“こんなにレベルの差があるのか”という試合をして倒したい」と応じた。

 この日の発表選手の中で注目を集めるのはやはり未知の存在となる一航。ヒジなしルールの試合は過去に1戦しか経験がないのだが「最近はヒジなしの練習をしている。でもヒジがあってもなくても自分はスタイルを変えられるので、どのルールでも対応できるように練習している」と自信を見せた。そして璃明武については「よく映像で流れる回し蹴りがきれいで速くて、スピードもある選手だと思うが、自分のほうがすべて上回っているところを当日に見せたい」と語った。これに璃明武は「バランスも良くて、平均以上の選手かと思うが、自分は上回られている部分はないと思っている。すべての部分で圧倒したい」と対抗心を燃やした。