RIZINの榊原CEOがK-1ファイターへ6月のメガイベントへの参戦を呼び掛け【K-1】
K-1ジャパングループの年間表彰式「K-1 AWARDS 2021」が1月26日、都内で開催され、RIZINの榊原信行CEOが特別ゲストとして登壇した。榊原氏が「とても場違いな感じで若干緊張気味です。こういう場に大きな心で呼んでいただいたK-1の矢吹オーナーはじめ、皆さんに感謝したい。改めてこの場に僕がいることが、日本の格闘技界がいろいろ動き出していることの一歩だと思っていただければと思います」と語るように昨年12月24日の武尊vs那須川天心戦の発表会見まではK-1のイベントに榊原氏が足を運ぶということはほとんど考えられなかったこと。
そして「この6月に武尊選手が天心選手と戦います。本当に簡単には実現できなかった。矢吹オーナーの深い理解と大英断。そしてなによりも、この試合を実現させたいという武尊選手の強い意思、強いこだわりがなかったら実現しなかったカードなんだなと改めて今思っています。これからK-1のみなさんとご相談しながら、制作委員会を作り、日本の格闘技史上最も意味のある意義のある、そして未来に語り継がれるようなイベントをみんなと力を合わせて作っていきたいと思っています。しかしこの1試合だけを見せるわけではない。“俺が武尊vs天心を食ってやる”という選手はぜひ中村プロデューサーに名乗りを挙げてほしい。K-1と我々が一緒に手を組んで動き出すことで、多分日本の格闘技界に新しいムーブが起きると思う。矢吹さんと常々話しているのは、格闘技をメジャースポーツにしたいということ。僕らがやっていることはサッカーとか野球に負けないくらい、そのほかのスポーツに負けないくらいの力がある。僕らがもう一歩上のステージに行く、そんなイベントになればと思っています。みんなの力を借りて、日本中を大熱狂させるものを作りたいと思っています」などと武尊vs那須川戦が行われる6月のメガイベントへのK-1ファイターの参戦を呼びかけた。
これにはこの日、MVPを獲得した野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)がいち早く反応。ステージ上での挨拶で参戦をアピールすると、表彰式後の囲み会見では対戦相手として、かねてから野杁との対戦を希望していたシュートボクシング(SB)の絶対王者・海人の名前を挙げた。
◆最優秀選手賞(MVP)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
◆最高試合賞(ベストバウト)
武尊vsレオナ・ぺタス(3月28日、K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~)
◆技能賞
和島大海(月心会チーム侍)
◆敢闘賞
シナ・カリミアン(POWER OF DREAM)
椿原龍矢(月心会チーム侍)
◆殊勲賞
朝久泰央(朝久道場)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)
◆ベストKO賞
マハムード・サッタリ(TEAM ŌTA/ICF)(12月18日、「Krush.132」のANIMAL☆KOJI戦)
◆Krush最優秀選手賞 ※新設
新美貴士(名古屋JKファクトリー)
◆Krush最高試合賞 ※新設
瓦田脩二vs里見柚己(9月24日、Krush.129)
◆ベスト・オブ・記者会見賞
壬生狼一輝(力道場静岡)
◆功労賞
牧平圭太(HALEO TOP TEAM)
山内佑太郎(HALEO TOP TEAM)
◆ABEMA賞
菅原美優
◆ベストガールズ賞
チャナナ沙梨奈
◆新人賞(2020年~2021年にプロデビューした選手が対象)
寺田 匠(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
◆ベストトレーナー賞
中根康行(月心会チーム侍)
◆ベストGYM賞(プロ部門)
K-1ジム総本部チームペガサス
◆ベストGYM賞(アマチュア部門)
K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST
◆アマチュア最優秀選手賞
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
吉崎 生(K-1ジム大宮チームレオン)