池袋西口公園に世界遺産現る⁉ 豊島区で参加者を巻き込むデジタルアートイベント開催中
ステージ上部に活気あふれる江戸の町のデジタルアート。その中に自分のアバターが入り込む。写真は昼間だが、夜にもなる。
『池袋デジタルアートパーク』では、舞台の他にもさまざまな企画が同時進行で行われている。
無料アバター体験は、池袋東口の複合商業ビル 「WACCA 池袋」の2階に設置された3Dアバタースキャナー「AVATARIUM(アバタリウム)」で自分のアバターを作成すると、そのアバターが、西口公園のグローバルリングシアターの大型液晶ビジョンに映し出されている江戸時代の街並みのデジタルアート空間に入り込むという企画。「見る」だけでなく「入る」という新しいアートの楽しみ方ができるとともに、豊島区が長きにわたって掲げている東口と西口をつなげようという動きにも寄り添う。アバターの作成は無料だが、事前予約制となっている。
また、池袋西口公園、南池袋公園、中池袋公園、IKE・SUNPARKでは、アプリを起動してスマートフォンをかざすと現代アーティストのデジタルアートが現れる、AR パブリックアート展「FAT Collection」 が行われている。
『池袋デジタルアートパーク』は、日本の文化ポテンシャルの発展を目指している一般社団法人アート東京が、経済産業省のコンテンツグロー バル需要創出促進・基盤強化事業(J-LOD)として、豊島区との共同主催、そして京都市協力のもと開催しているもの。
イベントは30日まで。舞台の上演は1日3回、各日15時/16時30分/18時開演。
>>次ページにAR パブリックアート展「FAT Collection」の様子