中島千博が優勝候補筆頭の横山朋哉を破り王座獲得。そして「まだK-1のベルトが残っている」【Krush.133】

準決勝第2試合では横山(左)が山本に逆転勝ち(撮影・小黒冴夏)

準決勝第2試合では横山が山本直樹に逆転KO勝ち

 準決勝第2試合では横山と山本直樹(優弥道場)が対戦。1R、横山は山本の右カーフ、右ミドルの打ち終わりに左右のフックを合わせていく。しかし山本の左フックで形勢がガラリ。山本に三日月蹴り、左右のボディーを効かされ、動きがガクンと落ちるとコーナーに詰められパンチの連打を浴びる。コーナーから逃れ、距離を取るが山本が追いかけ、横山が飛びヒザを狙ったところで山本が右ストレートで撃ち落とし最初のダウンを奪う。立ち上がった横山になおも右の三日月とパンチを放つ山本だったが、ここは決めきれず。

 2R、山本が前に出るが、回復した横山はロープを背負いながらも右カーフ、左ストレート。そしてパンチの連打で逆に押し返す。横山は飛びヒザからパンチの連打。最後は左ストレートでダウンを奪い返す。立ち上がった山本に一気にラッシュ。横山はパンチの連打からハイキック、そしてパンチの連打を浴びせるとよろけてロープにもたれた山本を見てレフェリーがダウンを宣告。横山が逆転KO勝ちを収めた。

「Krush.133」(1月28日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krushスーパー・ライト級/3分3R
●水上陽生(ポゴナ・クラブジム)(1R52秒、KO)坂本優輝(PURGE TOKYO)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushスーパー・バンタム級/3分3R
○冨澤大智(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定判定3-0=30-28、29-28、30-28)内田竜斗(チーム・タイガーホーク)●

◆第1試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
●野田哲司(PURGE TOKYO)(1R1分11秒、KO)斎藤祐斗(JK TRIBE)○

◆第2試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
○中島千博(POWER OF DREAM)(1R2分56秒、KO)友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)●

◆第3試合/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
●山本直樹(優弥道場)(2R1分32秒、KO)横山朋哉(リーブルロア)○

◆第4試合/Krush女子アトム級/3分3R・延長1R
○チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)Kiho(TeamK.O.Garage)●

◆第5試合/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
●橋本裕也(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=27-28、27-28、27-28)中澤誠弥(PITBULL)○

◆第6試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●桝本翔也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)(3R1分52秒、KO)國枝悠太(二刃会)○

◆第7試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
●龍斗(team NOVA)(判定0-3=28-30、28-30、27-30)兼田将暉(RKS顕修塾)○

◆牧平圭太引退エキシビションマッチ/2分2R
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 牧平圭太(HALEO TOP TEAM)

◆セミファイナル(第8試合)/-66.5kg契約/3分3R・延長1R
○近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K)(1R40秒、KO)アラン・ソアレス(ブラジリアンタイ)●

◆メインイベント(第9試合)/第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
○中島千博(POWER OF DREAM)(判定3-0=30-28、30-28、29-28)横山朋哉(リーブルロア)●
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