揃って引退セレモニーの牧平圭太と山内佑太郎に三崎和雄が「人生においては生涯、現役を貫いてください」とメッセージ【Krush.133】
揃って10カウントゴングを聞く(撮影・小黒冴夏)
山内は「僕は全日本キックボクシング連盟で格闘技を始めて2本のベルトを獲り、その後、Krushに主戦場を移しKrushのベルトをどうしても獲りたいと強く思い22年間という長い時間格闘技を続けて来ました。何もなかった僕がこんなに長く格闘技を続けてこれたのはどうやって勝つか一生懸命考え、一生懸命練習してきたことと、たくさんの方が携わってくださり、手助けしてくれたからだと思っています」と切り出すと全日本キック消滅後に所属ジムがなくなった山内、牧平らを支えてくれた格闘技界の関係者に感謝の言葉を述べた。そして「一生懸命頑張ってこれた山内佑太郎の根本、エネルギーの源は時間とお金を使ってチケットを買い、毎試合会場に足を運んでくれた応援団がいてくれたからでした。みんなが喜ぶ顔を見たくて頑張ってこれたし、もっとみんなが喜ぶ顔が見たくてちょっと長く続けすぎちゃいましたけど、今日引退することができました。今日はずっと一緒にやってきた牧平と一緒にリングを降りることができ、今日も足を運んでくれた応援団やサポートしてくれたみなさんの前で一緒に10カウントを聞けるのはファイターとして最高の終わりを迎えられると思います。このリングで戦ってこれて本当によかったと思います。22年間幸せな時間を頂き、本当にありがとうございました」と締めくくった。
そして10カウントゴングが鳴らされ2人はリングを降りた。