有村架純は何者?「すぐ手汗をかく“緊張しやすい者”」

 

 劇中では、有村が森田をビンタする白熱のシーンも。有村は「台本を読んだときから、佳代の感情のピークがこの場面にあると思っていました」と重要な場面だったと語り「そのときの感情は覚えていないんですが、とにかく森田さんをビンタしないといけないという“任務”のことだけを考えていました。感情がないと、ただ痛いだけになってしまうので、とにかく本気でビンタしようと思って…」。一方の森田は、有村の本気のビンタに「ものすごい、重いやつでしたね」と苦笑しつつ「台本を読んだときからこのシーンをやりたいと思っていました」と同じく思い入れを語った。

 この日は、タイトル『前科者』にかけて、登壇者たちに「自分は何者だと思うか」と質問。

 若葉竜也と岸善幸監督はどちらも「小心者」、磯村は「気まぐれ者」と回答。ところが森田はなぜかインパクト満点の自画像イラストを披露し「これ、オレが描いたわけじゃなくて…オレは何者だろうと思ったらこの絵がでてきたんです」と不思議回答。その演技力をモンスターと評されていた森田に、有村は「この絵の森田さんこそどう見てもモンスター(笑)」と噴き出した。

 そんな有村は「“緊張しやすい者”。堂々として緊張して見えますけど実はすごい緊張しやすい。すぐに手汗もかきますし…」と意外な一面を明かしていた。

 映画『前科者』は公開中。