中島千博「Krushの王者としてK-1の選手と戦ってみたい。元王者たちを倒してから武尊選手と戦いたい」とさらなる高みに意欲【Krush.133】

ベルトを肩にファイティングポーズの中島

トーナメントを制しスーパー・フェザー級王座獲得

「Krush.133」(1月28日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が1月29日、都内で開催された。「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で優勝を果たし、見事王座を獲得した中島千博(POWER OF DREAM)が「Krushの王者としてK-1の選手と戦ってみたい」と今後の展望を語った。

 中島は準決勝では友尊(TEAM K/BLUE DOG GYM)を1Rに2つのダウンを奪ってKO勝ち。決勝では優勝候補筆頭と目された横山朋哉(リーブルロア)と対戦し、3Rにダウンを奪い3-0の判定で勝利を収めた。

 中島は「朝起きた時にベルトがあってほっとしている」とまずは笑顔。そして「このトーナメントはみんな強くて、誰と当たってもどうなるか分からない試合だったと思う。そのトーナメントの中で勝ち抜いて優勝できたのはうれしかった」と続けた。

 試合については「今までパンチをもらってしまうところがあって、友尊選手はボクシングが得意な選手だったので、パンチをもらわないように気をつけて練習してきた。試合で向き合って、ミドルが重くて1発目で“何回ももらったらやばい”と思って、そこから“もっと動かなければ”と試合の中で気づくことができた。KO勝ちはできたが、これが3ノックダウン制だったら2R目に行くので、一瞬も油断できない試合だった。決勝は横山選手へのリベンジ戦。結果的には判定で勝てたがパンチで押し込まれる部分もあって、まだまだ自分が強くなる要素がいっぱいあると思った。試合でまた新たなことに気づけたのでトーナメントをやってよかった」などと前日の激闘を振り返った。

1 2>>>