伊藤麻希が持つIP王座に挑む上福ゆきが「アジアのおカネ持ちに向けて、動画配信サービスの会員数を増やしたい」【東京女子プロレス】

ともに相手のことを「友達」と表現した

 両者は1月20日の新宿FACEで行われた「第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント」2回戦(山下実優、伊藤組vs上福、朱崇花組)で対戦し、タッグマッチながら王者の伊藤が上福からピンフォールを奪われている。

 その件について、上福は「前回タッグで戦ったときは、横にプライベートから友達になった朱崇花選手がいて。横にいる人に嫌われないため、頑張ってますという姿勢を見せないとヤバいなって思って。結果的に伊藤ちゃんに勝てたけど、あれはこれにどうつながるかっていうより、とにかく必死だった。(そのときとは)またちょっと意味合いが変わるかなって思ってます」と話した。

 伊藤は「フェイマサーで沈んだので、そこの対策をきちんとして勝ちたい。(上福の)弱気な発言が気になるので、もう対策するほどでもないかなと思ったりしてます。ただ油断は禁物なので、しっかり勝ちたいと思います」とタッグトーナメントでのリベンジを期した。

 上福はIP王座を保持していた際、発言など独自の世界観を確立したが「もしベルトを獲ったら・・・。今ちょっとオミってる(オミクロン株への感染が流行しているとの意)じゃないですか。東京女子もサイバーファイトグループも、(動画配信サービスの)WRESTLE UNIVERSEの会員数を増やそうと思ってるんですよ。アジアのおカネ持ちとかいるじゃないですか。そういうところに向けて・・・。米国とか欧州とか英語発信でやってると思うんですけど。自分は英語はしゃべれるんですけど、中国語とか韓国語とかしゃべれないので勉強して。チャンピオンになったら、アジア圏のUNIVERSEの会員数を何十万人に増やしたいと思ってます」と上福らしい持論を展開していた。

 会見が終わると、上福は英語で「あなたは世界一かわいい。私は世界一クールだ」(和訳)と投げかけ、伊藤は「だまれ!」と応じた。

東京女子プロレス「Positive Chain ’22」(2月11日、東京・後楽園ホール)全カード
◆オープニングマッチ
宮本もか vs 遠藤有栖

◆第二試合
ハイパーミサヲ&角田奈穂&桐生真弥 vs 朱崇花&猫はるか&鳥喰かや

◆第三試合
鈴芽 vs 荒井優希

◆第四試合
沙希様&メイ・サン=ミッシェル vs らく&原宿ぽむ

◆第五試合
山下実優&乃蒼ヒカリ&小橋マリカ vs 中島翔子&坂崎ユカ&瑞希

◆セミファイナル インターナショナル・プリンセス選手権試合
〈王者〉伊藤麻希 vs 上福ゆき〈挑戦者〉
※第7代王者の初防衛戦。

◆メインイベント 第2回“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント決勝戦
辰巳リカ&渡辺未詩 vs 天満のどか&愛野ユキ
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