初エッセイ本出版の俳優・光石研　父に知らせず「俺は1ミリも知らない。どういうことだ？」とすったもんだ

この日のファッションのポイントは「オジサン、媚びる（笑）」

　光石は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が発出された2020年に生まれ故郷の福岡県の西日本新聞で50回にわたりエッセイを連載。その後に今回の書籍の執筆に取りかかった。「自分のことを書くのは恥ずかしい」「あまりに稚拙というか…」などと謙遜するが、西日本新聞のエッセイを書くようになって「現場に行って、ちょっとだけネタ探しをするようになりました。ちょっと準備しておこうかなと思って（笑）」と今後、第2弾もある？　また、かつて暗黒時代に脚本を書くことに挑戦したこともあるとのことで、今後、脚本家といった分野への挑戦があってもおかしくないのだが「あの時はなにをすればいいのか分からなかったので手当たり次第にやっていた。“脚本書いてみる？”と言われ3本くらいは書いたが、今はちょっと頭にはない」と“生涯一役者”を全うするつもりのよう。

　今回の本の中では幼少期からのファッションへのこだわりが明かされており、お気に入りのアイテムなども紹介。もともとの光石ファンはもちろん、いわゆる“オジサン好き”の女子もきゅんきゅんさせそうな内容となっているのだが、ちなみにこの日のファッションのポイントは「オジサン、媚びる（笑）」とのことだった。