4月で卒業する“ギャルレスラー”小橋マリカが最後の地元凱旋試合で山下実優に惜敗【東京女子プロレス】
山下とフォトセッション
約2カ月後に卒業を控えた小橋は現役の頂点王者・山下と5年ぶりに一騎打ちを行った。秘かに山下との対戦を熱望していた小橋は5分過ぎ、チョップ、エルボーの連打、レッグドロップ、駆け上がり式ブルドッキングヘッドロックを繰り出し猛攻。さらに、プロレス入り前にファンだったアブドーラ・小林(大日本プロレス)のムーブでもあるトップロープからの脳天チョップ、バカチンガー・エルボーを繰り出し、フロントネックロックで絞め上げた。なんとかエスケープした山下はSkull Kickからアティテュード・アジャストメントをさく裂させて3カウントを奪った。
山下は「マリカ、本当にしっかり成長して。横浜でマリカとシングルができてよかった。私ももっと頑張ろうと思った」と去りゆく後輩に向け、涙のマイク。
小橋は「痛いとか、苦しいとかじゃない、いろんな感情が襲ってきて、不思議な気持ち。私は東京女子プロレスが大好きです。ふだんのお茶目な山下さんも、リング上のおっかない山下さんもどっちも大好きです。今日は勝てなかったけど、また機会があって、対角に立ってくれるときは私が山下さんを超えます」と涙で言葉に詰まりながら、思いの丈を吐露した。