坂口健太郎、ボコボコにされる赤楚衛二を絶賛「格好良く見せてれる」
赤楚衛二、坂口健太郎が主演する、WOWOWオリジナルドラマ『ヒル』(WOWOWプライムなど、3月4日放送・配信スタート)の完成報告会が7日、都内で行われ、赤楚と坂口が登壇した。
WEBやアプリで人気を集める今井大輔のマンガ『ヒル』『ヒル・ツー』(新潮社バンチコミックス)を連続ドラマ化するもの。格差社会の闇を描く新時代の社会派復讐サスペンスで、他人になりすましをされた青年が、他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知って彼らに立ち向かっていく。そのなかで、ヒルたちが生まれた理由や彼らが社会から落ちこぼれてしまったのかを知ることで、彼自身も本当の愛情に気づいて、心の機微を取り戻していく。
ドラマは2シーズンの構成で、赤楚がSeason1、坂口がSeason2に主演する。
赤楚が演じるのはユウキ。父親が殺人犯で、世間から離れて静かに暮らしていきたいと思っているが、ヒルに名前や身分を奪われて、ゾーカという少女とともに失われたものを取り戻そうとしていく役だという。赤楚は役作りのためにスマホやテレビなどから距離をおいて生活したといい、「めちゃめちゃ寂しかったですね。僕、寂しがりなんですよ。でも、(ユウキは)そういう普通の幸せを手に入れちゃいけないんだみたいなみたいなものは持っているので、きついながらもやりました」
一方、坂口が演じるのは“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒル・カラ。カラは「とても謎がすごく多い人物なんです」と坂口。「ちょっと影のような存在。でもそこに存在している。原作や台本を読ませていただいて、(ヒルには)隣人感というか、本当にいるんじゃないかという恐さがある。わりと今の世の中に通ずるものがあるんじゃないかなと感じました」。Season2は“ヒル”目線だとし、「彼の素性というか、彼の中に何を持っているんだろうというが明らかになっていくストーリー」だという。